1級お墓ディレクター「能島考志」が教える、
正しい国産高級墓石の選び方。
国産銘石の採掘から加工までを詳しくご案内。

能島孝志ブログ

一般消費者の多くの方が知らない国産墓石の秘密

お墓を選ぶ際に、国産の墓石を希望される理由は何なのでしょうか?

日本人の多くの消費者は、お墓・墓石だけに限らず、
「国産」の製品・商品を望まれる人が数多くいらっしゃいます。

国産の食品、国内縫製の衣料、国産の家電製品など、
少々値段が高くても、国産品を好まれる方が多いのです。

これらの国産品を買われる方の多くは、商品・製品の良し悪し以前に、
「国産」=「安心」という観点から国産品を選ばれるのです。


ところが、この「国産」の定義が結構分かりにくいのです。


例えば、スーパーなどで「国産牛」と表示されている牛肉を、
なんの疑いもなく、国産品と思って買っている人が数多くいますが、
この「国産牛」とは、外国で生まれた牛を生きたまま輸入し、
日本国内で3カ月以上飼育された牛の牛肉のことなのです。
(参照サイト:https://www.kokusanboseki.com/blog/2015/06/entry_979/)


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「国産牛」はどこの牛?


つまり、「国産牛」と表示されて販売されている牛肉は、
元来の日本の牛ではなく輸入牛なのですが、なぜか「国産牛肉」なのです?


このことを知っている人が、いったいどのくらいいるのでしょう?


墓石の場合もこれと同様のことが言えるのです!


日本国内の採石丁場で採掘された国産の石を中国に送り、
中国の石材加工工場で墓石として完全製品化されたものを輸入し、
「国産墓石」と表示して販売しても法的に全く問題ないのです。


しかも、中国でつくられたということを明記する必要もありません。


堂々と「国産墓石」として販売できるのです!


でも、一般消費者は、「国産」=「日本でつくる」と思っているのでは? 


そして、日本のものを日本でつくるから安心だと思っているのです。


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国産墓石の約8割は中国加工


しかし、墓石の場合、「国産墓石」と称して販売されているものの、
おおよそ80%が、中国の石材加工工場でつくられた製品なのです。

つまり、日本の市場に流通しているほとんどの国産墓石は、
中国で加工された国産墓石だと考えて間違いないくらいなのです。

あなたは、たとえ中国でつくられたものであったとしても、
何の躊躇もなく「国産墓石」を選んで購入されますか?


何を求めて国産墓石を選ばれるのかを今一度考えてみましょう!


材料(石)さえ国産であれば、加工は中国でも構わないのですか?


日本の高い技術力を有する加工工場でつくられる国産墓石と、
中国加工の国産墓石との違いを知りたい方は以下へお問い合わせください。




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